胡奇中(フーチーチュン) カリフォルニアの春

カリフォルニアの春 ”キャンパス
手彩・ジクレー”

胡奇中(フー・チー・チュン)

主な展覧会歴 1959年 パリ現代美術館(フランス・パリ)  1959~1967年 サンパウロ現代美術館(ブラジル・サンパウロ)
1960~1970年 中華民国国立歴史博物館(台湾・台北)  1967年 カーネギー協会美術(アメリカ・ピッツバーク)
1968年 スミソニアン博物館(アメリカ・ワシントンD.C)etc 

プロフィール

1927年中国・浙江省の農家に生れる。革命後、台湾に移住。
FIFTH MOON(フィフス・ムーン)と呼ばれる絵画集団の活動に参加。
主に抽象画を精力的に発表。作品は台湾の「国立歴史博物館」に所蔵される。
1971年アメリカ・カリフォルニア州に移住。馬の美しさ、躍動感、力強さに魅せられ、次々に「馬」をテーマにした作品を発表。中国の伝統的な水墨画の技法と、台湾時代に習得した抽象画の技法、そしてアメリカの風土に影響された明るいリアリズムを融合させた独特の技法を完成させる。
1992年油絵を制作すると共に、初めての本格的な「版画作品」であるカリフォルニア・ スプリング・タイム
(カリフォルニアの春)を発表。アメリカのみならず、日本においても好評を博す。
以後、油絵・版画を精力的に発表。現在に至る。